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Powered By 画RSS地震発生から3日間ぐらいで、
おそらく益城町の人が一番困っていたのが、
ヘリコプターの音です。
この事実は報道されないと思われるので、
一番最初に言っておきたい。
深夜もずっとブロロロ言ってた。
全然眠れない。
震度3,4程度の余震はたくさんあって、
その度目がさめるけど、
30分おきなら30分寝れるし。
ヘリコプターはずっとうるさい。
熊本の人は三日間ぐらいは
一日1時間ぐらいしか寝てないと思う。
これが救助の一環ならまだしも、
ただの報道用なんだよね。
もうみんな言ってる。
『ヘリコプターうざい』って。
ヘリの悪口で会話が盛り上がってます。
みんな暇だし。
話題があってよかった。
これが俗に言う
『殿様の悪巧み効果』です。
他人の悪口で自分の辛い状況を耐える技です。
江戸時代から使用されている心理学です。
それからタクシーとテレビ局の車です。
一番良い場所を陣取ってます。
通行の邪魔です。
この事実は報道されないと思われるので、
一番最初に言っておきたい。
タクシーがなぜ多いのかと言うと、
記者を連れてきています。
そのまま取材が終わるまで待機です。
次の余震で車庫が壊れるかもしれないのでみんな路上に車を止めたいのに、
先にタクシーが止まっています。
交差点のギリギリまでタクシーが止まっているので、
渋滞も起きています。
救急車も警察も自衛隊の補給部隊もガンガン通るのに。
西区に買出しにも行きたいのに。
福岡から差し入れを持って親戚も来るのに。
ですが私が言いたいのはそんなことではない。
私は他人の悪口が嫌いなので。
ここでは終わらない。
なめんなよ。
建設的なことを書きます。
今回言いたいのはズバリ、
『明日の朝刊の一面に被害状況を書かれても被災者は興味ない。』
これです。
だってもう知ってます。
私が三日間で知りたかったのは、
どこに行けば食べ物を売っているかです、
どこに行けばトイレが使えるかです。
益城町に食べ物があるかないかはどうでもいいです。
ないのは知っているので。
あるところを教えて欲しい。
安全な場所を取材してきて一面に地図を書いて欲しかった。
『ここはこんなに安全です』って。
『受け入れできます』って。
マグニチュードが6か7かは一ヵ月後でいいです。
家が何件倒れたかは一ヵ月後でいいです。
被災者が不安で眠れないと言ってるのは一ヵ月後でいいです。
現地に取材に来るのは一ヵ月後でいいです、
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